2012年8月1日

ハワイ州で会社設立



  1. 海外の株式会社であれば、日本のようにイカれた初期費用や法外な法人税なんぞ必要ないことを知る
  2. アメリカのいくつかの州には、現地の住所すら持っていなくても、法人登記が可能であることを知る
  3. アメリカの現地住所不要で法人登記できる州の中でもいくつかは、ネットだけで手続きが出来ることを知る
  4. 半信半疑だったので、上の3つがガチかどうか、とりあえずハワイ州で確かめてみる
  5. 現地住所は必要なくても電話番号は要るらしいので、Skypeで米国の電話番号を確保
  6. 現地住所のない法人の設立・運営に必要な、Registered Agent Service屋さんに連絡
    初年度無料なとこと契約
    次年から50ドルとかそんなんだった希ガス 
  7. ハワイ州の公式サイト(http://hawaii.gov/)で色々やって会社設立申請完了
    社名は「JITAKUKEIBI INC.」で
    設立申請のための手数料は5千円かかんなかったはず
    決済はクレカというかスルガ銀行のVISAデビットカード
  8. ハワイ州から州法人税用の納税者番号が届く
  9. ハワイ州から連邦法人税用の納税者番号が届く
  10. ハワイ州から営業ライセンスが届く
  11. Microsoft BizSparkに申込む ← いまここ



JITAKUKEIBI INC.の自宅警備日誌 (via matoken)

2012年7月1日

身近な課題が大切


大企業にいた人が陥りがちなのは、サービスを考えついた時にどうしても競合のことやマーケットシェアのことを考えてしまうということです。

スタートアップの場合、周りに一人でもお客様がいれば良いのです。

このサービスが世の中にどれくらい浸透するかと言ったように、大上段に構える必要はありません。「身近な人の問題を解決すること」にこそ、スタートアップの活路があります。
世の中には大手がやらないことはたくさんあります。

エッセンシャル・サーチエンジン: 自分の使いたいサービスを提供する

2012年6月6日

プログラムを書いてる社長の会社

経験則として、例えば三年経っても仕事でプログラムを書いてる社長の会社は、それ以上発展しない。

プログラマーの仕事は労働者としての仕事であり、社長の仕事は経営者の仕事だ。 これを両立することはできない。 たとえば僕は仕事でプログラムを書くことをやめてから、会社が発展するようになった。

プログラマーとして優れた人間を雇い、彼に全ての開発責任を移譲した。
そうして部下が育ち、むしろ僕がプログラムを書くよりもずっとマシな製品な世の中に出せるようになった。

社長のコードにケチはつけられない。
僕自身がかなりいい加減に書いたコードで現場を混乱させることはなくなった。


 戦略(Strategy)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、そして兵站(Logistics) - UEI/ARC shi3zの日記 (via otsune)

2012年4月13日

客観的な統計データとして

平均的なスタートアップは5年で失敗する。そして、創業した人は、他の会社に雇われていた場合に比べて、10年間にわたり35%低い給料に甘んじなければならない。要するに、平均的な起業家は人生を失敗している。

2012年3月10日

ビジネス立ち上げ3つの秘訣









 1)成長マーケットを選べ


選んだ市場は、まさに今成長市場ということです。

「成長マーケット以外でビジネスすると自分がもってる力以上のことをやらないといけなくなる。だから、どの領域を選ぶのか?がとても大事」

と言っていました。

「ビジネスは、他社差別化とかいろいろポイントはあるが、何よりも市場選びが大事だと思う」

「成長マーケットならば、ちょっとのエラーも取り戻せる」

これ、大事です!

 2)自分の物差しをつくれ


 3)まず、始める




http://blog.six1.jp/archives/2733 より抜粋

2012年2月25日

比較優位・選択と集中でも、捨ててはいけないものがある




いま、モノ作りはもうだめだから、もっと付加価値の高い金 融サービスに日本の産業構造をシフトしないとダメという議論がやかましくなっているが、ほんとなのか?



素晴らしいコンパイラ技術をもっていた富士通や日立は、その技術を若い世代の技術者に伝承することなく捨てちゃったし、プロセッサもせいぜい日立がSHでがんばってるくらいかな。



ところが、IBMもIntelもAppleもMicrosoftも、もっといえばGoogleもこれらの基盤技術は捨ててないんだよね。


野口悠紀雄氏は比較優位説をすぐ持ち出すけど、
Appleなんて経済学の比較優位でいえば、Windowsに対して比較劣位にあるOSなんてとっくに捨てないといけないのに、経営が苦しいときにも捨てなかったし、いまでも捨てない。それどころか地道に改良を続けてるし、Macintosh本体のみならず、iPhoneに使って、再び花開こうとしている。
IBMも、いまやサービスとコンサルの会社になってるけど、それでもプロセッサもOSもコンパイラも捨てないどころか、ずっと研究開発資金を投入している。
MicrosoftだってDOSとプログラミング言語の会社だったから、比較優位説でいえば、比較劣位にあったワープロやスプレッドシートやデータベースソフトを作る理由はなかったはずなのに、作って世界を支配するような大企業になった。
この辺のことを、経済学はどう説明するの? 日本の経済学者で説明できる人、いる?


ーー The LLVM Compiler Infrastructure: ホットコーナーの舞台裏








標準化は他社には見せない技術、つまりブラックボックス化した技術とは組み合わさってはじめて儲けにつながります。


Google、Apple、Microsoftも標準化をすすめる同時に、
GoogleはWeb検索を含むインフラ側を徹底的に隠していますし、
Appleはコンテンツ販売の部分は徹底的に隠しています。


日本の企業はこのあたりがお人好しというのか、
前述のように標準化というと日本では非営利な崇高な作業と思っているのか、
ブラックボックス化した技術をもたずに標準化をすすめるので、
標準化がうまくいっても、儲かる部分がないということになります。


佐藤一郎: Web日記 (2010年) - 2010年3月10日




人が集まる九ヶ条 | chigumaの裏日記

2012年2月7日

ビジネスの行き着くところ

 

ビジネスの行き着くところは、

・どれだけ相手のことを深く考えているか

・自分しかできないものをいかに相手に提供するか

・自分しか提供できないものの水準をいかに高めるか

を突き詰めること”

2012年2月1日

ピカソから7つの助言


1. 必ずできると信じろ

「思いついたことは出来る。思いつかないものは出来ない。これは避けがたく、明白なことだ。」


2. 限界を超えろ

「私はいつも自分の出来ないことをする。どうやればいいのかわかるからだ。」


3. 「その時」を待つな

「インスピレーションは常に存在する。見つけに行くんだ。」


4. 動け

「明日に引き伸ばせば、それは死んでしまう。」
「行動がすべての成功の鍵だ。」


5. 正しく問え

「他の人間はなぜそうなったかを問う。私はいつも何ができるのか、なぜできないのかを問う。」


6. ジャッジせず、隠された美を見ろ

「我々は脳をブン投げて、ただ目だけで見ることができればいいのだが。」


7. 遅すぎるなんてことはない。

「若さと年齢は無関係。」

Picasso’s Top 7 Tips for Creating an Exciting Lifeより


2012年1月28日

上場するよりオーナー企業のほうがいい


○以下は某社中小企業の社長から拝聴した話。


オーナー企業ってのはいいもんだよ。会社は自分の王国だからね。たまに証券会社がやってきて、御社を上場すれば20億円入りますよ、なんてことを言う。あほ言えって断りましたよ。そりゃ証券会社は、幹事手数料で儲かるんでしょうね。もちろん僕にとっても20億円は大金だよ。1%で回しても年間2000万だからね。でもね、そんな金を手にしたら僕はボケちゃいますよ。そんなことより、今のペースで働いている方がいいの。IRだとかで、引っ張りまわされるのはかなわんし。

だいたいね、今は上場のコストが高過ぎる。それを維持するのも人手がかかって大変だ。なんで監査法人にあんなに金払わなきゃいかんのか。オリンパスも大王製紙も防げなかったのにね。それに会社を公開して、民主主義の経営になって、それで会社が繁栄するならいいよ。でも、本当に必要な決断は、民主主義じゃなかなかできないんだから。オーナー会社なら、「ばかもん、俺の言うとおりにしろ!」で通る。こんな結構な体制を捨てたくはないね。

いったん公開したうえで、会社を非公開に戻したケース、結構あるんだよ。××という会社、聞いたことある? ○○で世界全体の5割のシェアを持っているけど、年商はせいぜい500億円。大企業から見れば、ちっぽけなもんでしょう。でも独立しているからこそ、世界を相手にしていられる。公開してしまうと、いつ買収されちゃうかわからないでしょ。だったら非上場の方がいいよ。

会社にとって最大の問題は、跡継ぎをどうするかってことだね。全国に中小企業は500万社。どこも悩みは後継者の育成だ。息子に継がせることができればいいが、これが意外と難しい。うちの息子も支社を任せているけど、まだまだ一人前じゃないからね。これをどうするか。そこでいろんなケースを調べてみた。

普通は親が会長になって、息子を社長にする。これ、よく失敗するんだよ。なぜかというと、妻が息子の側についてしまうから。そりゃそうだよな。夫は赤の他人だけど、息子は自分が腹を痛めて生んだ子なんだからね。奥さんの動向を見ているうちに、会社の役員たちも社長の方を向くようになる。結果として悪い情報が会長には届かなくなる。気がついた時には、会社がおかしくなっている。そういう例はたくさん見たよ。

うまく行ってるケースは、親が社長をやって息子を専務にするパターンだね。ちゃんと息子を見張りつつ、親が最後まで権限を手放さない。文字通り死ぬまでやるわけだ。息子にとっては迷惑かもしれないけど、その方が親が死んだあとはやりやすいだろう。僕もそうするつもりだよ。憎まれるかもしれないけど、息子は親を否定するくらいじゃないとね。

外から見ていて感心するのは○○グループのケースだな。親がギリギリまで頑張って、いよいよ自分が引くという段になって、長年尽くしてくれた腹心の役員全員を一緒に辞めさせてしまった。今から思えば、そのために子会社をいっぱい作って、ポストを用意してあったんだな。うるさいのがいなくなるから、後を継いだ若社長はやりやすかったと思うよ。あそこの代替わりは成功だった。でも、そういう例ってなかなか少ないんだよな。


○話を聞いていて、ふと映画『砂の器』のラストシーンに出てくる親子の姿を思い出しましたな。よかった、ウチはサラリーマンの家系で。
かんべえの不規則発言 (via junmyk)